足がピクピクして眠れない

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足がピクピクして眠れない

睡眠中に足がピクピク動いて眠れない、眠ってもすぐに起きてしまうという場合は、周期性四肢運動障害(睡眠時ミオクローヌス症候群)の可能性が考えられます。

 

この病気は、膝や足首、つま先などの関節が意識していないのに勝手に動いてしまうという症状が現れます。よく、足を踏み外すような夢を見て体がビクンと動いて目が覚めてしまうことがありますが、似たような症状が短い間に連続して起きてしまうのです。

 

症状と頻度

年に数回起きる程度なら心配ありません。誰にでもあるジャーギングという症状で、疲れが溜まっている、無理な体勢で眠っている、高いところから落ちる夢や段差から足を踏み外すような夢を見た時に起こる無害なものです。

 

周期性四肢運動障害はジャーギングとは違い、短い間に何度も何度も痙攣を起こします。人によっては痙攣のレベルを超え、蹴りと同じような力になる場合もあります。壁を蹴飛ばしたり、布団を持ち上げるほどの症状になると、眠っている間に怪我をする可能性もあり非常に危険です。

 

この病気の怖いところは自覚症状がないことです。起きている状態では痙攣が起こらないため、なぜ目が覚めてしまうのかが分かりません。深い眠りができず、中途覚醒を繰り返すと慢性的な睡眠不足に繋がり、日中の活動に影響を与えます。

 

周期性四肢運動障害の原因

この病気はむずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)と併発することが多いため、原因は同じように鉄分不足腎機能障害ではないかと言われています。

 

高齢者や妊婦さんに多いのも特徴の一つです。妊娠中は血液の質が低下するため、これが原因となって足に症状が現れているそうです。

 

この病気は詳しく分かっていない事が多いため、原因も特定できていません。過度な疲れや足の筋肉の使いすぎ、運動不足も原因になっているのではないかという説もあります。

 

どのようにして病気に気付くか

自覚症状を感じるのが難しいので、家族や周りの人から指摘されて気付く場合が多いです。また、睡眠不足で病院に行き、不眠治療を受ける際に検査で発覚するケースもあります。どちらにせよ、自分では気付きにくい病気だということです。

 

足に虫が這っているような症状もある場合はむずむず脚症候群を併発している事が考えられます。むずむず脚症候群の場合は自覚症状がはっきりしているので分かりやすく、治療への道もスムーズです。

 

検査について

周期性四肢運動障害の検査は1泊します。終夜睡眠ポリグラフ検査といい、眠っている間の足の動きや脳波をチェックし、意識していないにも関わらず足が動いていないか、熟睡できているかなどを調べます。

 

蹴るような動きがなくても、ふくらはぎ内部の筋肉が痙攣を起こしていることもあります。検査ではいくつものセンサーをつけるので、目立った症状がなくてもしっかりと異常値が分かります。検査費用は3割負担で13000円前後です。

 

対策と治療

生活習慣の改善等を行い、症状が治まらなければ薬物治療も行います。

 

  • 鉄分の摂取
  • カフェインやタバコ、アルコールなど睡眠を阻害するものを控える
  • 疲れをためすぎず、適度にストレス発散を行う
  • 運動不足を感じている人は、軽い運動でもいいので定期的に動く
  • 血液の循環を促すためにマッサージやストレッチを行う

 

まずは鉄分を意識的に摂取しましょう。貧血を起こしやすい人や、月経過多があると鉄分が不足しがちになり、症状が出やすくなります。

 

また、運動不足の人は軽い運動でも良いので定期的に動くようにしましょう。ただし、激しい運動は足への負担が大きくなってしまい、症状を起こす原因になるので軽めの運動で構いません。

 

上記の対策を行っても改善しない場合は薬物治療に切り替えますが、薬にもいろいろな種類があるため、自分にあったものを探しながら治療していく形になります。

 

場合によってはすぐに治ってしまうのですが、再発の可能性や症状の悪化が考えられるので、症状が治っても医師の許可が降りるまでは服用を続けなければなりません。

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